ボーイスカウトは様々な活動を通して子供の心と体の育成を行い、
「生きる力」の基礎を育む事を目指します。
他の習い事、例えばサッカーや水泳、ピアノなどでも心と体が育成されますし、試合や発表会でその成果を保護者が目にすることができますが、ボーイスカウトではその成果が見えづらいと言えるかもしれません。
その為、保護者としてはボーイスカウトが子供にもたらすメリットや続けた場合の成長した姿が想定しづらく、入れるべきか迷う方もいると思います。
それに対する一つの答えは、上に掲載したパンフレット(※)にあると考えます。
このパンフレットは国立青少年教育振興機構のホームページに掲載されているもので、子供の頃の体験の量と大人になってからの状況を調査した結果がまとめられています。
ここには、「子どもの頃の体験が豊富な人ほど、大人になってからのやる気や生きがい、モラルや人間関係能力などの資質・能力が高い傾向にある」と書かれてます。(右端の資料上段参照)
ボーイスカウトではキャンプやハイキング、野外料理といったアウトドアだけでなく、
球技大会やスキーキャンプなどのスポーツ活動、
公共の場所の清掃や募金活動などの社会奉仕活動、
防災館や航空機の機体整備工場などの各種施設見学、
等々、様々な活動を行います。
こうした活動の積み重ねが子供の体験を豊かにし、
「生きる力」の基礎を育むと言えるのではないでしょうか?
個人でそういった様々な活動・イベントに参加することももちろん可能ですが、大きな労力が必要でしょう。
ボーイスカウトであれば、活動に参加することによって様々な体験を得る機会が提供されます。
子供をボーイスカウトに入れようか迷っている保護者の方は、これらの事を考慮に入れてみてはいかがでしょうか。
※本記事に掲載した資料は「体験の風を起こそう」運動パンフレットからの抜粋です。パンフレット全文は以下のホームページからダウンロードできます。
http://taikennokaze.jp/download文責:カブ隊副長 山口